院長コラム - しゃくど循環器・内科|大阪市 都島区|循環器科 内科

ロゴ

院長コラム

しゃくど循環器・内科(大阪市都島区)院長のページ
医療のことや日々のあれこれについて...

〒534-0011 大阪市都島区高倉町2-9-8
高倉マンション1階
TEL:06-6927-7001
HOME お知らせ クリニックのご紹介 診療のご案内 医療情報

HOME院長コラム

院長コラム


院長コラムについて


大阪市都島区のしゃくど循環器・内科院長のページです.
医療のことや日々のあれこれについて記したいと思っています.
このページにあるのは最新の記事だけです.
過去の記事は左のメニューからどうぞ.

ディレーラー


ディレーラー.jpg
この写真を見て「リア・ディレーラー」という言葉が浮かんだあなた,きっと自転車通です.もしかしたら『ツーキニスト』ではありませんか.「自転車の変速機」という言葉が浮かぶ人はきっと普通の方です.何か分からなかった方,もう少し自分の回りのことに興味を持ったほうがよいかも.
さて,この写真は小生が通勤に使用している自転車の後輪の変速機=リア・ディレーラーで,もっと詳しく言えば,歯車の集まった部品はスプロケットと呼ばれています.Giantという台湾の会社の2002年モデルのマウンテンバイクのもので,段数は9段,フロント・ディレーラーが3段ですので前後組み合わせて27段変速になります.27段も必要なのか,とどこからかヤジが飛んできそうですが,本当のところは当然不必要です.
小生が自転車に乗り始めたのは小学2年生頃で,最初のサイズは『16インチ』でした.その後は姉のお古の『20インチ』,『22インチ』と乗り継いで,5年生時にブリジストン製の5段変速自転車を買って貰いました.以来,今に至るまで変速機付き自転車と付き合っています.
変速機は何のためにあるのか.中学や高校生の時の答えは「ただひたすら早く疾走する」ための道具でした.それ以外の目的など考えたこともありません.一番重いギアにいれてペダルをこぐ,ただそれだけで普通の自転車より確実に早く走れました.医学生になってからは自転車と縁が遠くなり,改めて乗りはじめたのは40歳を過ぎた頃からでした.そしてようやく27段もの変速機の意味が分かりました.ようするに,自分の脚力にあったギアが選択できるということです.若いときなら使っていたであろう一番重いギアなど今の私の脚力では「論外」のひとことで,到底まともには走れません.変速機=ディレーラーは,早く走るための物ではなく,脚力にあわせて楽に走るための装置であるとようやく分かりました.体力が落ちた現在,坂道ではかなりロー側に変速して楽に走っていると,女子高生のママチャリが一気に抜き去って行きます.でも,意地をはって追いかけたりはしません.ちょっとは遅れますが坂の上には到着します.それも比較的楽に.
数年前までの自分と比較して「仕事ができなくなった」,「能率が落ちた」などどあせってはいませんか.早く走ろうと体力以上の重いギアに入れてしまうと前に進めず足が付くかもしれません.心のディレーラーを動かして軽めのギアに入れましょう.突っ走っている人からは少し遅れるかもしれませんが目的地に到着できます,息切れせずに.

(日々のあれこれ:08/09/15)

関連リンク

Copyright(c) 2006-2008 しゃくど循環器・内科 All rights reserved.